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村中の有名人列伝 - 全国2万人の中の多彩な顔ぶれ

運営者の村中です。

前回の記事 で、村中という名字は全国に約19,000人と書きました。中村さんが約107万人いるのに比べると、56分の1。決して多くはない数字です。

それでも調べてみると、結構いろんな分野で「村中さん」が活躍されているんですね。「あ、あの人、村中さんだったんだ」という発見もありました。今回は、村中の有名人を分野別にご紹介します。

「自分と同じ村中で、こんな人がいるんだ」と知るのは、なんとも言えない親近感があるものです。

児童文学・教育界の村中さん

村中李衣(むらなか りえ)

たぶん、村中の有名人の中で、最も多くの賞を受賞している方です。

1958年、山口県山陽小野田市生まれ の児童文学作家。村中の本拠地である山口出身というのも、村中ファンとしては嬉しいポイントです。

筑波大学で心理学を、日本女子大学大学院で児童文学を学ばれた後、創作活動の道へ。日本児童文学者協会新人賞・サンケイ児童出版文化賞・野間児童文芸賞・坪田譲治文学賞 など、児童文学の主要な賞をほぼ網羅されている方です。現在はノートルダム清心女子大学教授として、絵本を介した「読みあい」の実践にも取り組まれています。

代表作に『あららのはたけ』『チャーシューの月』『おねいちゃん』など。図書館や書店で見かけた方も多いかもしれません。

私自身、本業の一つとして小学校教育の出版社をコンサルティングでお手伝いしていますが、その会社は「学ぶことが好きになる」という理念で経営されていて、私自身も子供の学び、成長には日頃から関心があります。村中李衣さんの「絵本の読みあい」は、まさに子どもと大人をフラットにつなぐ試みで、いつか接点を持たせてもらえたらいいなと思っています。お子さんがいる村中さんは、ぜひ「同じ名字の人が書いた絵本」として手に取ってみてください。

ジャーナリズムの村中さん

村中璃子(むらなか りこ)

ジャーナリスト・医師。HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)の安全性をめぐる議論で、国内外で大きな注目を集めた方です。

科学的事実に基づいた報道で 2017年、英科学誌Nature傘下の「ジョン・マドックス賞」を日本人として初受賞。世界的に評価されたジャーナリストです。

「世界的に有名な日本人」というだけでも凄いことですが、その方が同じ村中だというのは、とても嬉しいですね。

スポーツ界の村中さん

村中恭兵(むらなか きょうへい)

実は、私が個人的に一番応援してきた村中さんです。

ヤクルトスワローズの試合をテレビで見ていて、画面に「村中」の文字が出ると、毎回「おっ、希少な村中さん、頑張れー!」と心の中で声援を送っていました。野球を見ていて自分と同じ名字の選手が出てくることなんて、村中ではめったにありません。

1987年、神奈川県愛甲郡愛川町生まれ。東海大甲府高校から 2005年高校生ドラフト1位 で東京ヤクルトスワローズに入団。身長189cmの長身左腕です。

  • 2010年: 自身初の 2桁勝利(11勝) を記録
  • 2012年: 2年ぶりの2桁勝利、リーグ最多タイの 2完封
  • 2012年: 侍ジャパン(野球日本代表) に初選出

その後、故障やイップスとの戦いを経て、2019年に戦力外通告。独立リーグで2年間プレーを続けて、2021年に現役引退されました。16年間のプロ生活

引退後はヤクルトの二軍投手コーチに就任。現役時代に応援していた一ファンとしては、これからは指導者として若い選手を育てる側で、また「村中」の名前を球界に残し続けてくれることが嬉しいです。

ちなみに、「恭兵」という名前は、お母さんが俳優の柴田恭兵さんの大ファンで付けたそうです。プロ入り後に偶然、本物の柴田恭兵さんから声をかけられて激励された、というエピソードも。村中らしい、ちょっと面白い話です。

村中秀人(むらなか ひでと)

高校野球の指導者。東海大甲府高校の硬式野球部監督 として、夏の甲子園に何度もチームを導いた名将です。

ちなみに、上述の村中恭兵さんが東海大甲府高校時代に師事していたのが、この村中秀人監督。同じ高校の監督と選手が、両方とも村中 という、なかなか出会えない組み合わせです。村中ファンとしては「うわ、村中づくし!」と一人で盛り上がってしまうような事実。

村中優(むらなか すぐる)

プロボクサー。日本のリングで活躍されています。打撃系のスポーツに村中がいる、というのも個人的には新鮮な発見でした。

棋士・将棋界の村中さん

村中秀史(むらなか しゅうじ)

将棋棋士。1981年、東京都杉並区生まれ。棋士番号253。高柳敏夫名誉九段門下。

23歳でプロ入りを果たし、棋戦本戦出場や順位戦昇級争いなど、しっかりと結果を残されています。

将棋中継を見ていて「村中」が出てきたら、「お、来たな」と勝手に応援したくなる、私のような村中ファンも全国にいるんじゃないかと思います。

声優・俳優・芸能界の村中さん

村中知(むらなか とも)

女性声優。1989年、茨城県出身。東京俳優生活協同組合所属。

アニメや吹き替えで活躍されている声優さんです。中学時代の演劇部から声優を目指され、放送部で有名な高校に進学、俳協ボイスアクターズスタジオを卒業されました。

村中一輝(むらなか かずき)

タレント・俳優。1982年、北海道出身。

数々の有名アーティストのバックダンサーやタレント活動を経て、俳優として活動されています。

村中有基(むらなか ゆき)

元NMB48メンバー。1997年、奈良県出身。NMB48チームBⅡに所属していました。

村中駿仁郎(むらなか しゅんじろう)

2000年生まれの若手俳優。

村中暖奈(むらなか はるな)

歌手として活動されている村中さん。

歴史上の村中さん

村中孝次(むらなか たかじ)

1903年生まれの陸軍軍人(大尉)。日本史の教科書にも登場する 二・二六事件(1936年)の主要メンバーの一人として知られています。

国家社会主義の理論家としても活動し、北一輝の影響を受けた青年将校として、激動の昭和史の中で名を残した人物です。

歴史の教科書を読み返していて「村中」の名前が出てきた時は、「お、村中もいるんだ」と地味に嬉しくなった記憶があります。複雑な歴史的評価のある人物ではありますが、教科書に名前を残す村中、というのはそれだけで稀有な存在です。

学術・法曹界の村中さん

村中孝史(むらなか たかし)

法学者。労働法を専門とする大学教授として、研究と教育に従事されています。

村中祐生(むらなか ゆうしょう)

仏教学者・大学教員。日本仏教の研究をされている方です。

江戸時代以前の村中さん

由来とルーツの記事 でも触れましたが、江戸時代には各地の藩で村中姓の武士が記録されています。

  • 岩国藩(現在の山口県岩国市)の村中家
  • 広島藩(現在の広島市)の村中家
  • 川越藩(現在の埼玉県川越市)の村中家

それぞれ著名な事績が残っているわけではありませんが、江戸時代から「村中」を名乗る武家が日本各地にいた、という事実だけでも興味深いものです。

「村仲」「邑中」さんはどうか

このサイトは「村中」だけでなく、同じ「むらなか」と読む 村仲 さんや、より珍しい 邑中 さんも対象にしています。

ただ、これらの名字は人数が圧倒的に少なく、いろいろ調べてみましたが今のところほとんど見つかりませんでした。

  • 村仲さん: 全国に千数百人程度。長野県、熊本県、北海道などに散在
  • 邑中さん: さらに希少

著名人がいないのは、それだけ「珍しい名字」という証でもあります。逆に言うと、村仲さん・邑中さんが何かで有名になったら、その分野で確実に「唯一の人」になれる ということ。これはこれで、希少な名字を持つ者の特権かもしれません。

もし著名な村仲さん・邑中さんをご存知の方がいたら、ぜひ教えてください。今後この記事をアップデートしていきます。

各分野に「ちょうど一人くらい」いる村中さん

ここまで紹介してきて気づくのは、村中さんは各分野に「ちょうど一人くらい」ずつ著名人がいる ということです。

  • 児童文学に一人(村中李衣さん)
  • ジャーナリズムに一人(村中璃子さん)
  • プロ野球に一人(村中恭兵さん)
  • 高校野球の指導者に一人(村中秀人さん)
  • 将棋に一人(村中秀史さん)
  • 声優に一人(村中知さん)
  • 歴史教科書に一人(村中孝次)
  • ボクシングに一人(村中優さん)

全国に約2万人。決して多くないけれど、各分野に必ず誰かしら活躍する村中さんがいる。これが「ちょうどいいレア感」の村中の魅力なのかもしれません。

佐藤さんや鈴木さんのように「一つの分野に何十人もいる」のとは違って、「あの分野の村中といえば、あの人」 と一人ひとりが顔の見える存在になっているのが、村中の良いところだと思います。

「自分も村中だから」と思える喜び

私自身、こうやって有名な村中さんを並べてみると、とても嬉しい、誇らしい気持ちになります。

別に自分と血縁関係があるわけでもないのに、同じ名字というだけで「仲間」だと感じてしまう。これは佐藤さんや鈴木さんのような大姓では味わえない、希少な名字ならではの感覚かもしれません。

このサイト muranaka.com を運営している理由の一つも、まさにこの「同じ名字を持つ者の連帯感」です。歴史に名を残した村中さんも、今を生きる村中さんも、これから生まれてくる村中さんも、みんな同じ「村中」を背負って生きている。

そんな全国の村中さん、村仲さん、邑中さんに、ささやかな贈り物として お好きな名前@muranaka.com の無料メールアドレスをお届けしています。

もしかしたら、未来の有名な村中さんが、このサイトから自分のメールアドレスを取得してくれるかもしれない。そんな日を、ひっそりと楽しみにしています。


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