全国に村中さんは何人いる? 人口・分布データまとめ
運営者の村中です。
前回の記事 「村中」という名字の由来とルーツ では、村中という名字がどこから来たのかを書きました。今回は、もう少しドライな話。現代の日本に村中さんは何人いるのか? どこに多いのか? をデータで見ていきたいと思います。
「自分の名字が全国でどのくらいの位置付けなのか」って、意外と知らないものですよね。私自身、調べてみるまで「村中って多いのか少ないのか?」もよく分かっていませんでした。
全国の村中さんは約19,000人
まず一番気になる数字から。
電話帳データを元にした推定によると、「村中」という名字の人は全国に約19,000人 いるとされています。
19,000人。多いのか、少ないのか、ピンとこないですよね。比較してみるとこんな感じです。
| 名字 | おおよその人数 |
|---|---|
| 佐藤(全国1位) | 約1,840,000人 |
| 中村(全国7〜8位) | 約1,070,000人 |
| 村中 | 約19,000人 |
中村さんが約107万人いるのに対して、村中さんは2万人足らず。中村さんの約56分の1ということになります。
「村中」と「中村」は字面が似ているので間違えられがちですが、人数で言うと圧倒的に少数派。これは別の記事(あるあるネタ)でも触れたいテーマです。
全国順位は約1,069位
人数だけだとイメージしづらいので、ランキングで見てみます。
電話帳ベースの集計では、「村中」は全国で1,069位。
これだけ見ると「えっ、そんなに下?」と思うかもしれませんが、日本には約30万種類の名字があると言われています。その中の1,069位なので、上位 0.3% に入っていることになります。
なんとなく安心感がある順位、というのが個人的な感想です。レアすぎず、メジャーすぎず。「あー、村中さんね」と認識される程度のポジション。
村中さんが多い都道府県 TOP5
続いて、地域別の分布を見ていきます。村中さんが特に多いのは以下の5つの都道府県です。
| 順位 | 都道府県 |
|---|---|
| 1位 | 山口県 |
| 2位 | 北海道 |
| 3位 | 大阪府 |
| 4位 | 石川県 |
| 5位 | 東京都 |
1位: 山口県
堂々の1位は 山口県。
前回の由来の記事でも触れましたが、岩国藩(現在の山口県岩国市)には江戸時代から村中姓の藩士がいた記録があり、西日本の中でも特に山口県は村中姓のルーツの一つと考えられています。
山口に行くと「あ、村中さんがいる」と感じる確率が他県より高いはず、ということになります。
実は私の父親も岩国で生まれ育ちました。小学校の時はクラスに40人中 4〜5 人は村中だったと何度か聞いた記憶があります。やっぱ岩国がルーツの一つなのですね。
2位: 北海道
意外なのが、2位の 北海道。
明治以降、本州各地から開拓のために北海道へ移住した人々がいて、その中には村中家もありました。前回の記事で紹介した「常呂郡置戸町拓殖の村中家(山口県の出と伝わる)」の例のように、北海道の村中さんは1900年前後に移住してきたケースが多いと考えられます。
つまり、北海道の村中さんと山口県の村中さんは、もしかしたら遠縁だったりするかもしれません。なんか、嬉しい感じしますね。
3位: 大阪府
3位は 大阪府。
大阪は日本最大級の都市圏なので、各地から人が集まってくる結果として村中姓も多くなっている、という側面が強そうです。元から大阪に根付いていた村中家もあれば、地方から移ってきた村中家も多くいるはずです。
4位: 石川県・5位: 東京都
4位の 石川県 は、前回の由来の記事で触れた「小松市滝ケ原町で明治新姓として届け出られた村中」のように、地元発祥の村中家が一定数いる地域です。富山・福井とあわせて、北陸地方は村中姓のひとつのまとまりのある地域と言えます。
5位の 東京都 は、大阪と同じく人口集中による結果と見るのが自然でしょう。地方から東京に出てきた村中さんが集まって、結果的に多くなっている形です。
西日本に源流、北海道や都市部にも広がる
ここまでのデータから見えてくる傾向はこんな感じです。
- 源流は西日本(山口・大阪・石川・福井・富山・広島・熊本など)
- 明治以降の移住で北海道へ広がる
- 都市部(大阪・東京)にも集まる(地方からの移動の結果)
東日本・東北地方では村中さんはあまり多くなく、青森県あたりに少しまとまった分布がある程度。佐藤・鈴木・高橋といった東日本の大姓に比べると、村中は明らかに 西日本型の名字 と言えそうです。
「村仲」「邑中」を入れるとどうなる?
このサイトでは「村中」だけでなく、同じ「むらなか」と読む 村仲 さんや、より珍しい 邑中 さんも対象にしています。
これらの人数は村中よりさらに少なく、村仲は全国で数千人規模、邑中はさらに少ないと言われています。「むらなか」という読みでまとめても、合計で2万数千人といったところでしょうか。
世界の名字としてはかなり希少な部類に入る、と言ってもいい数字です。
全人口の中での村中さん
最後に、ちょっと面白い計算を一つ。
日本の総人口を約1億2千万人とすると、
- 村中さんが約19,000人
- これは日本全体の 約0.016%
つまり、約6,300人に1人 が村中さん、ということになります。
これを街中で考えると、満員の野球場(東京ドームで約4万6,000人収容)の中に7〜8人くらい村中さんがいる、という感じ。意外といるような、いないような、絶妙な数字です。
おわりに
「村中」という名字は、日本全体で見ればマイナーな部類ですが、希少すぎず、地域によっては比較的見かけやすい、という位置にあります。
私が muranaka.com を運営していて思うのは、この程度の希少性が、ある意味ちょうどいいということです。佐藤さんや田中さんだったら、レアな仲間感も薄くなっているかもしれません。村中という規模感だからこそ、好きな名前@muranaka.com を全国の村中さんに無料でお届けできています。
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